久しぶりに続きを書きます。。
もし初めて読まれる方は、是非最初から読んでもらえると嬉しいです。
2019 南コーカサス旅行 その0(準備編)
アゼルバイジャン2日目、8:30起床です。よく寝ました。寝すぎましたw
本当はどこか朝食を食べに行こうと思ってたのですが、近所のマーケットでパンを買って朝食とします。
今日は日本から予約していたバクー郊外ツアーに参加します。
予約したツアーはこちら。
Day Trip Baku GROUP tour
TES Tourという会社のツアーですね。
こちらのツアーは泥火山、ゴブスタン、ヤナルダグ、アテシュギャーフ、ヘイダル・アリエフ・センターというバクー近郊の見所を一通り回れるツアーです。
なぜこちらのツアーにしたのかというと、ネットで予約できそうなツアーがここしかなかったし、そんなに高くなかったからですね。
ほぼ1日の観光で31ドルなら悪くないのではないでしょうか。
バクーは1泊なので効率的に回りたかったので。
ちなみに実際現地に行くと、様々なツアー会社が同様のツアーを企画しているので現地で選んでも良いと思います。
値段は見てないんでなんとも言えないんですが、そう変わらないか安いかもですね。比較も出来ますし。
ちなみに上記のツアー、ちょっと手数料取られますがTripAdvisorでも予約できます。
ただ、日本語訳がなぜか「バカの日帰り旅行」になってますw
余談でしたw
ツアーは10:00からなので、宿を9:30頃にチェックアウトして集合場所に向かいながら城壁内の昨日歩かなかったエリアを散策。
さまざまなモニュメントがたくさん。歩いてて飽きないですね。
そんなこんなで集合場所へ到着。
予想通りトヨタのミニバスで1日観光スタート。日本車はどこでも走ってますなー。
まずはゴブスタンへ。
ゴブスタンとは、世界遺産にも指定されている地域で岩絵や泥火山などが見どころ。
恐らくアゼルバイジャンで一番の観光地ではないかと。
到着。公園みたいになっていて歩いて散策します。
こんな感じの岩絵が所々に。
一応英語を喋るガイドさんはついてくれてて色々説明はしてくれるんですが、細く理解できる英語力は持ち合わせていませんw
2時間ほど滞在して泥火山へ移動。
↓動画です。
ただとにかく風が強くて気持ち良いの。
思わずTERUごっこなんてしてみたり。(デブを披露)
小一時間で移動。またバクー市街方面へ戻り1-2時間でアテシュギャーフに到着。
地元の方々いっぱいの食堂。盛り放題でお腹いっぱい。
アゼルバイジャン料理美味しいなぁ。
何食べても美味しいんだけど、結局最後まで料理名とか全然わからんかったw
お腹いっぱいになったところで見学に。
アテシュギャーフとは、ゾロアスター教の拝火教寺院でこちらも世界遺産となっています。
こんな感じで常に絶えることなく炎が上がっています。
(まぁ普通にガス管から出ているらしいですが…w)
でも貴重なゾロアスター教の寺院を見学できてとても楽しかったですねー!
見学後さらにバスで移動してヤナルダグへ。
こちらも火が上がっているのですが、普通に地面から炎が上がっています。
↓動画です。
何やら2000年以上燃え続けてるのだとか。
ここの炎の勢いはなかなか強く普通に熱かったです。
バクーは天然ガスが豊富なので、このように炎が上がっているようですね。
さらに移動して、最後の目的地のヘイダル・アリエフ・センターへ。
ここはもうバクーの中心部なので普通に交通機関でも難なくこれます。
かなり近代的な建物です。
設計は日本でも国立競技場のコンペでお馴染みのザハ・ハディッド氏です。
建物の周りは広い公園になっていて、観光客や地元の方で賑わっていました。
そんなこんなで18時頃にツアー終了でバクーに戻ってきました。
トビリシ行きの夜行列車は20:40発なので意外と時間が無い…。
ひとまずホテルに戻って荷物を回収。
とてもお気に入りだった旧市街ともお別れです。また今度はゆっくり泊まりたいなぁ。
私、旅先だと割と浮かれるタイプです。
列車の中で食べるご飯とお酒を買いに近くのスーパーでお買い物。
こういう時日本ならどこにでもあるコインロッカーがありがたく思うわねー。
アゼルバイジャンワインやチーズ、あと朝食用のパンなどを購入。
メインが無かったので駅構内のケンタッキーでチキンサンド的なやつも購入。
旧ソ連時代に作られた3~40年前の列車だそうで。めちゃめちゃ風情がある…。
こんなんなかなか乗れないっすからね。テンション上がりますわ。
日本人らしき人も何人かいましたね。
この時代の車両なので、エンジンがかからないとエアコンが効かないのでとにかく車内が暑い…。
とても中にはいられないので、外に出て最後にタバコを吸いだめしたり写真撮影をしたりして出発待ち。
そうこうしているうちに出発予定時刻に。海外の列車だしどうせ遅れるんだろうなーなんて思ってたら意外にもほぼ定刻発車w
しかも日本みたいにアナウンスとか発車ベルとか無いからちょっと焦ったw
出発してしばらくするとお世話をしてくれるおばちゃんが挨拶にきたりして、30分くらいしてやっとまともな気温になりましたよ。汗だく。
特にすることもないので、夕暮れのバクーの街を眺めながら早速晩酌。
ワインとケンタッキーとチーズ。
ケンタッキーはまぁケンタッキーの味だったなぁw普通に美味しい。
アゼルバイジャンのワインとチーズはとても美味しい!
軽く酔ってきた頃に、さっきのおばちゃんがやってきて「紅茶飲まない?」って言われたのでありがたく頂くことに。
アゼルバイジャンは紅茶の名産地でもあるので、とても美味しい紅茶だったんですけど、
有料でしたw
まぁ幸いにもマナトも少し残ってたし、1杯1AZNとかだったし普通に美味しい紅茶だったんで別に良いんですけどねw
なんかネットで同じ列車に乗った人の旅行記見てるとみんな引っかかってるっぽいw
このおばちゃんたちの貴重な収入源だそうで。なので、マナトが残ってたら積極的に飲もう!
そんなこんなで出発して2時間ほど、お腹もいっぱいになってきた頃にまたさっきのおばちゃんが部屋にやってきて、
「You smoke?」って聞かれて、最初ん?って思ったんだけど、ニュアンス的にタバコは吸うの?って聞かれてるみたいで。
私は喫煙者なのでイエスと答えると、「OK!Come on!」って言われて列車のドアに連れてかれるとしばらくすると停車。
ドアもタラップも手動で手際よくおばちゃんがホームに降り、「ここで吸いな!」的なこと言われてやっと理解。
当然単線なので列車のすれ違いでしばらくこの駅に停車するからタバコ吸って良いよ!ってことでした。
ありがたくタバコを吸いながらおばちゃんと少しお喋り。
僕もおばちゃんも大して英語も出来ないからなんとなくで喋ってるんだけど、それでも話が成立するんだから面白いよね。
おば「どこから来たの?中国?」
ぼく「いや、日本だよ!」
おば「日本は遠いね。この後どこに行くの?アルメニアにも行くの?」
ぼく「アルメニアは多分行かない。ジョージア行ってそのまま日本に帰るよ。」
おば「Azerbaijan very good!! Georgia good!! Armenia very very bad!!!!(親指を下にするジェスチャーw)」(あえてここだけ訳さないでおくw)
ぼく「ははは…」
みたいな会話をしましたw
まぁ事前にアゼルバイジャンとアルメニアは本当に仲が悪いと調べてはいたけど、本当にそうなんだなぁと実感。
実際これを書いてるちょっと前にもナゴルノカラバフを巡って軍事衝突も起こってしまいましたしね…。これはとても悲しかった…。
タバコも吸い終わった頃に再度出発、もう日付も変わって外は完全な暗闇なので寝るしかないね。
明日の早朝にジョージアとの国境に到着予定。
テンション上がってなかなか眠れなかったのですが、無理やり就寝。
いよいよ憧れだった陸路での国境通過!
そして目的地のジョージアへ!
長くなりすぎたし、ちょうど良いところなのでここで切りたいと思いますw
ではまたよろしくお願いします!
書き始めると意外と記憶が蘇ってくるものですね!
しかしジョージア着く前にその4までいってるし、帰国することにはいくつになってるんだろうかw